看護師長になるためには

看護師長とは看護師が所属する部署のトップの役職で、主任や副師長と協力しながら部署の看護師をまとめることが大きな役割です。
看護師長を目指すには、15年以上の経験が必要になります。新米看護師として一から経験を積みながら、主任や副師長へステップアップしていくのが一般的です。
看護師長の役目は現場での看護師の教育はもちろん、技術面のサポートも行いますが、時には仕事のことで悩んでいる看護師の相談にのって精神面のサポートにあたることもあります。また、部署の代表として、医師や経営陣に意見しなくてはならないこともあるでしょう。

看護師長になるには、まずは主任になることが第一歩です。昇格試験をクリアし、主任から副師長になり看護師長になるケースや、希望者を対象とした研修を行い、看護師長になるケースなどがあります。
病院によって看護師長になれるまでの道のりは様々です。「この資格があれば看護師長になれる」という資格はありませんが、有利に傾く資格があります。
それは「認定看護管理者」という資格です。
国家資格として看護師試験に合格していることが大前提で、通算で5年以上の実務経験が必要になります。
さらに、「看護系大学院で看護管理を専攻していること」といった4つの条件もあり、1つでも条件を満たすことができている状況で、認定審査を受けるのです。認定審査に通過することができると、日本看護協会の認定看護管理者となることができます。

日本看護協会のサイトでは登録されている看護師を確認することもでき、医療の世界ではこの資格の信頼度が高いことがわかります。
看護師長になる道は一つではありません。1つの職場でキャリアを積上げて看護師長になる方法、転職をして転職先で看護師長として新しくスタートする方法もあります。

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